ソーイングは得意じゃないけれど、子どもに洋服を作ってあげたいと思っている方は、たくさんいらっしゃると思います。そんなビギナーさんでも、作りながら自然にソーイングの基本を、マスターできるようになっていますので安心してくださいね。
基本のパンツと、細かいポイントがあるシャツワンピースは、すべての工程をプロセス写真で細かく説明。きれいに縫うための基礎レッスンはもちろん、ポケットのつけ方、ギャザーの寄せ方、ファスナーのつけ方など、覚えておきたいテクニックも
プロセス写真付きで解説しています。
イマドキは、リーズナブルな洋服もたくさんあるけど、
お子さんの好きな布で、お母さんが作ってあげる服は、
世界でたった1 着ですよね。
きっと、洋服を手作りしてもらった記憶は、
お子さんが大人になっても、いえ大人になればなるほど
心に残っていくと思います。
さあ、本を広げて、お子さんが着たところを想像しながら、
作ってみましょう!
出来上がったら、いっぱい自慢しちゃってくださいね。
この本を作ってくれたのは、ソーイングデザイナーの坂内鏡子先生。
坂内先生は男の子と女の子、2 人のお子さんを育てているお母さんなんです。
洋服を作ろうと思って本を買ったのに、
子どもの成長がとても早くて、本に載っている型紙サイズが小さくなってしまい
あまり作らなかった~、という残念な思いをされてる方が多いんですって。だからこの本では、100cm から160cm までの、7 サイズ展開にしました。どんどん成長する子どもたちでも大丈夫!たっぷり10 年間は使っていただける本になっています。
取り上げたアイテムは、何着あっても重宝する(ユニセックスの)パンツと
女の子が大好きなワンピース。コツさえつかめば、あっという間に縫えるようになりますよ。
元気いっぱいの子ども達は、飛んだり跳ねたりはあたりまえ。
ポケットには、何だって詰めこんじゃいます。坂内先生は、子育てしながら子ども達の洋服を、作っては着せてをずっと続けてきました。その経験から、子どもが動きやすく、脱ぎ着もラクで、
着心地のよい服を、より考えるようになったそうです。
じつは、この本のモデルの子ども達は、坂内先生のお子さんとそのお友達なんです。みんな仲よしだから、撮影の時も走りまわったりの大騒ぎでしたが、おかげでとても自然な写真が撮れました。洋服にあわせたT シャツやくつもシンプルなものばかり。
坂内先生ならではの、子どもが品よく、かわいく見えるエッセンスをプラスした服だからこそのコーディネートです。
飽きのこない長く愛される、スタンダードなデザインが魅力のパンツとワンピースです!
この本のうれしいところは、1 つの型紙から何パターンもの洋服が作れること。
例えばシャツワンピースの袖は、長袖、七分袖、パフスリーブの3種類から選べます。
袖ぐりの形を同じにしてあるので、そのまま入れ替えるだけ。襟だって、丸襟を選べばキュートでかわいらしく、角襟を選べばスッキリとりりしい印象に。ベーシックなパンツは、丈は3 種類から選べます。サイドポケットをつけてカーゴパンツにしたり、布を上から縫いつけるパッチポケットには、パンツと別の布を選べば、雰囲気もガラリと変わります。
どんどんアレンジして、お子さんの好みに合った服をたくさん作ってみてくださいね。
<実物大型紙について>
子ども(特に女の子)は、小学校高学年になると体型が変わってくるので、この本ではトドラー(100、110、120、130)とジュニア(140、150、160)に分けて、全作品の型紙がついています。
*こみあった線も見やすいように2色印刷です。
パタンナー(型紙をおこす専門家)でもある坂内先生。この本には、ソーイングにおいては熱血漢(!?)の坂内先生ならではのアイデアや服作りのヒントが散りばめられています。その一部をご紹介すると・・・
「とにかく服作りを楽しんでほしいし、そのためには、きれいに仕上がることがとっても大切」という、坂内先生の思いがつまった一冊です。
『定番ソーイング
これならできる!きほんの子ども服 パンツとワンピース』
坂内鏡子(著者)
定価:本体1,400円(税別)
判型:AB判 ページ数:80ページ ISBN:978-4-471-40092-7
イベント・プレゼント情報
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